さまざまな諸費用について知っておきましょう。

マイホーム購入といえば、必ず誰もがチェックするのが購入価格。 ですが、実は物件の購入価格の他に、さまざまな費用が必要になってくることをご存知でしたか。 では、具体的にどんな費用がかかるのか、見ていきましょう。

全体の5%〜8%の諸費用が必要です。

マイホームの購入では、購入費用や建築費用のほかに、税金や各種の手数料などが必要になってきます。しかも、その総額は、新築住宅の場合で価格の5〜8%、中古住宅では6〜8%といわれます。さらに、新しい家に移転するということになれば、引越し代のほか、カーテンやエアコン、照明器具などの購入費用も必要になります。こうした諸費用をしっかり頭に入れて、購入の予算計画を立てる必要があるのです。

● 主な諸費用

印紙税 売買契約書、建築請負契約書、ローン契約書に必要な印紙代
ローン保証料 保証人を立てるかわりに保証会社などを利用する場合の費用
登記手数料 登記手続きをする際の司法書士への報酬
登録免許税 登記の際にかかる税金。新築なら、固定資産税評価額の0.15%
不動産取得税 土地、建物を取得した際の地方税。固定資産税評価額の3%
融資事務手数料 金融機関への融資事務手数料。各金融機関で必要になる
火災保険料 住宅ローンのお借入れにあたり、建物にかける保険料
不動産仲介手数料 不動産仲介会社を利用する場合の手数料。価格の3%+6万円。税別
修繕積立基金 マンションなどで将来の大規模修繕などの費用の一部になる基金
水道加入金 建売住宅の購入時にかかる場合が多い費用
引越し費用 引越しの費用
その他購入費 耐久消費財購入費、生活関連用品などの購入費